ブログ｜戸塚区のやまゆり歯科クリニック｜土日診療・女性歯科医師・痛みの少ない歯科治療

インフルエンザとお口の関係

2019.01.19(土)

日頃よりやまゆり歯科クリニックにご来院いただきましてありがとうございます。

とうとう神奈川、東京でインフルエンザの感染警報が出されてしまいましたね。

12月初旬から感染患者さんが出始め、1月に入り爆発的にその人数が増えているようです。

子供の幼稚園でも連休明けから学級閉鎖になるクラスがあったりと、身近に迫ってきたインフルエンザの猛威。

特に小さいお子様や受験生、ご高齢の方がいらっしゃるご家庭では戦々恐々としておられるのではないでしょうか。

インフルエンザの予防対策として、うがいや手洗いの徹底、加湿などが大切だと知っている方が大半だと思いますが、お口のケアをすることも予防に繋がることをご存知ですか？

歯周病菌は、インフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出します。

また、歯周病菌由来の酵素は抗ウイルス薬で抑制できないため、口腔内を不潔にしておくとインフルエンザ感染を助長します。

特に免疫力の弱い高齢者の方は、インフルエンザが重症化する可能性があります。

(日本口腔保健協会より)

このように、歯周病とインフルエンザには関連があることが分かっています。

毎日のお口のケアで口腔内の細菌数を減らすことが、インフルエンザ予防にもつながるのです。

毎日しっかりと歯磨きをすることで、インフルエンザにかかる確率が1/10に下がることもデータとして出ている(スッキリ！より)そうですよ。

口腔細菌は歯の表面だけでなく、舌の上、咽頭などの粘膜にも多く存在します。

歯ブラシによる歯磨きだけでは、歯の表面の汚れ(細菌)しか取り除けません。

歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュなども併用して、歯間部ケアや粘膜ケアで口腔内全体の細菌をコントロールすることが大切です。

インフルエンザは1月から2月にピークを迎えます。お口のケアで、インフルエンザの予防対策をしっかりしていきましょう。

当院ではお口の中のクリーニングも行っております。インフルエンザ予防にも繋がるためオススメです。

最近歯医者に行ってないな、歯医者って怖いしな、という方も、お口のチェック、クリーニングから試してみてはいかがでしょうか。

スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております☆